百日咳 大人の感染、どうすると百日咳はうつる?

大人の百日咳

百日咳(百日ぜき)に関して、2008年5月20日の毎日新聞でとりあげられていました。

 

それによると、2008年は2000年以降最速のペースで流行しているようです。現在は患者数の40%ほどを成人(二十歳以上)の大人が占めることもポイントです。

 

今年4月20日時点に報告されている患者の数は1264人。これは過去最多で、同時期の最高だった2000年の961人を大きく上回っています。

 

このうち成人(20歳以上)の大人は全体の約38%に上るとされていますが、全国の小児科約3000カ所の報告を基にまとめているため、実際の大人の患者はさらに多いと見られています。同所は「乳幼児期に接種したワクチンの効き目が弱まったためではないか」と分析している様です。

 

(中略)

 

大人の百日咳の場合、長引く激しいせき以外は症状が比較的軽いため、気づかないことも多い。「ワクチンを接種していない乳幼児に感染すると、危険。成人層の流行状況を早急に調査し、明らかにしないといけないが、日本も欧米にならい、思春期のワクチンの接種を検討する必要がある」と指摘されている。

【参考:毎日新聞 2008/5/20】

 

 

最初は風邪のような症状で始まり、続いて咳がひどくなります。やがて咳の回数が増え、連続的に咳き込むようになり、咳のあと急に息を吸い込むのでヒューヒューと笛を吹くような音(レプリーゼ)が出ます。乳幼児では咳で呼吸ができず、顔色が紫になるチアノーゼや痙攣を起こすこともありますが、大人の場合は比較的軽症なので呼吸困難や命に関わる事はまずないといわれます。

 

しかし逆に百日咳 大人の場合は症状が軽く気づかないことも多いということは、マスクや治療をしないまま外出したり子供と触れ合うことがあるということです。大人のみなさん、咳が長引いたりレプリーゼがみられたら、「百日咳かも」と疑ってみてください。